美容師と理容師の違いとは

query_builder 2022/05/08
コラム

美容師と理容師ってどう違うのでしょうか。
どちらがどう違うのか明確な違いが分からないという方は、意外と多いのではないでしょうか。
そこで今回は、美容師と理容師の違いについてお話ししたいと思います。

▼美容師と理容師の違い
美容師と理容師は、どちらも国家資格です。
資格取得後は、美容室や理容室に就職します。
では、明確な違いはどこにあるのでしょうか。

■美容師
美容師は、容姿を美しくすることが目的です。
髪の毛のカットやパーマ、ヘアメイク、まつエク、まつげパーマなど美容に関する施術を行います。
しかし、剃刀による顔剃りは法律上許可されておらず、実技試験にも顔剃りなどは含まれていません。
ただ近年では、眉毛を整えるなどの顔剃りについては認められています。

■理容師
理容師は、容姿を整えることが目的です。
カットやシャンプー、顔剃りや髭剃りなどのシェービングをすることができます。
しかし、数年前まで男性へのパーマの施術はできましたが、女性へのパーマは許可されていませんでした。
近年では、パーマやヘアカラーの施術もできるようになりました。
但し、現在でもまつエクやまつ毛パーマなどは認められていません。

▼国家資格の試験内容
美容師と理容師では、国家資格の試験内容が変わります。
筆記試験の受験科目はほとんど同じですが、美容技術理論と理容技術理論が違うだけです。
実技試験は、美容師はカッティング、ワインディング、オールウェーブセッティングなのに対し、理容師はカッティング、シェービング、髭剃り、整髪です。

▼まとめ
美容師と理容師は、法改正が行われたことにより昔はできなかったことができるようになっていたりと、サービスの幅も広がってきています。
その為、昔の様に明確な違いが少なくなってきています。
ただ、明確な違いとしては、美容師は眉毛以外の顔ぞりができないこと、理容師はまつ毛パーマやまつエクなどの施術ができないことです。
それぞれの目的に合わせて利用するといいですね。